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社民党の内情と社共共闘、神戸市長選挙 [政治・経済]


社民党の田英夫さんのメルマガの第28回 2005年10月14日号より;

分からない川崎、神戸市長選の対応

A ところで、9日告示の川崎市長選で社民党は現職の阿部孝夫候補を自民、公明、民主党とともに推薦した。ところが、この阿部候補は「私は4年間で市職員1,100人を削減した」というのを自分の業績に掲げている。対抗馬の岡本一候補は「削られた福祉を取り戻す」と主張し、共産党が推薦している。社民党がいったい、阿部候補の何を評価して推薦したのか、さっぱり分からない。「庶民の生活、福祉を大事に」という福島みずほ党首の主張からいけば、岡本候補の方を推薦すべきだったと思う。同様の事態が神戸市長選でも起きている。社民党の地方組織は中央とは異なる利害関係で動いているのではないだろうか?

田 僕はその件の詳細は知らないが、大事な部分が欠落してきているという印象は持っている。(推薦候補を)決めている大部分の権限を社会主義協会系が握っており、それが悪い作用を及ぼしている。非協会系が黙ってしまっている。


社会主義協会? 社民党の内情も複雑みたいですね。 社会主義協会ってマルクス・レーニン主義派だったと思ってましたが、共産党と仲が悪いようですね。なんででしょう。

10月23日の神戸市長選挙でも、妙なことになっています。現職を自・公・民・社民が支持/推せんし、対抗馬二人のうち一人を共産・新社が支持/推薦しています。共産党の推す候補は、共産党色が、やや薄いように見えます。 もう一人は、政党色不明です。


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コメント 3

ともえ

うわさですが、総選挙で社共共闘を、共産党側は本気で考えていたみたいです。社民党に打診して断られたってうわさです。福島党首が共産党大嫌いみたいですねぇ。全部噂ですが・・・。解同なんかとの折り合いもあるでしょうね。なのに共産党が頑固ってイメージがどうしても世間にありますね。世間どころか私にもあったし・・・反省。共闘できればなぁ・・。
by ともえ (2005-10-24 11:01) 

半共分子

中国は報道統制国家だというが、昨今の日本マスゴミ新聞TVを見てると、共謀罪も、「自立支援」法の問題も、ほとんど取り上げられてない。どっちもどっちの報道統制国家。その中で培われた、好戦的ブームに乗った小泉自民党。小沢一郎氏ですら、「自民政治との対立軸を明確に」と主張していたのに、民主党は、いや、社民党まで、右旋回してしまって、国会では自民(官僚)の労働安全衛生法改正に賛成したり、地方選挙では自民候補に相乗りして「与党」になります。自分らで翼賛化してしまっている。残っている勢力は、共産、新社会、新左翼の一部だけ?
by 半共分子 (2005-10-24 22:17) 

o-tsuka

はじめまして。

地方選挙での相乗りはたしかに問題ですが、首長選に限らず自治体選挙制度自体が機能しなくなっていることが問題なのであって、社共共闘や統一戦線が成立しただけでは本質的な解決にはつながらないと思います。

社民党が地方支部主導なのは事実ですが、わたしは中央の指導によって地方の独自性が発揮できないよりはむしろ好ましいと思っています。
しかしこういう風に悪口を言い当っているのは生産的ではありません。
自戒も込めて書きますが、共闘するためには相手に対する批判を控えることも必要ではないでしょうか。
by o-tsuka (2005-10-26 10:19) 

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