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権利としての自由と、強者の放縦という意味での自由 [政治・経済]

 新自由主義とかネオリベラリズムと言う言葉が、流行っていますが、これらは本来の自由とかリベラルという衣をかぶって、実は反対のことを言っているのだと考えます。

 本来、権利としての自由というのは、個人の思想信条、信仰、言論、移動などの自由であって、その自由を保証するために、支配者、国家、大企業、団体に制約をかけるものです。ところが、新自由主義というのは、国家や大企業のフリーハンドを増大し、個人の自由と同列に置く欺瞞がある。

 国家、大企業などと、個人とを同列にみなすのは、一見、平等に見えて、実は公正ではない。はじめから対等でない、強者と弱者を平等に扱うのは、それこそ形式的平等で不公正であります。労働契約法というのは、まさにそれを具現化したものです。

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中国は何故、靖国のA級戦犯に拒否反応を示すか [政治・経済]

 本来、靖国神社、そして伊勢の皇太神宮に対する政治の問題は、純然たる政教分離問題で、中国にとやかく言われるいわれは無い、と僕も思っていましたが、低気温のエクスタシーの半年ほど前の記事で、自民党の河野太郎議員の解説
http://www.taro.org/ml/mailmagazine/index.php?mode=day&log=200412&date=1#no165
が紹介されていて、なるほど、と思いました。

戦後の歴史も、検証しないといけないな、と思いました。
しかし、国内問題としては、A級戦犯の有無にかかわらず、政教分離問題として、考えていかなければならないことだと思います。


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やまとことば/人民網の靖国評論 [文化]


前の記事
の続き;
 人民網の記事に下記の挑発?があります。
「残念なことに、現在多くの日本人が、こうした日本の真の伝統的宗教文化の考え方を理解していおらず、また正確な日本語で「和魂」や「荒魂」、「善神」、「悪神」などの言葉を音読できないことだ」

日本人として聞き捨てならぬ、と思いましたが、私も読めないし意味もわからない!

漢和辞典・広辞苑などで調べたところ、だいたいのところは
  和魂=にきたま=和御魂=にきみたま;柔和・精熟などの徳を備えた神霊、霊魂
  荒魂=荒御魂=あらみたま;荒く猛き神霊
  善神=ぜんしん;福を与える神、仏教の正法を守る神
  悪神=あくじん;人に災いを与える神
のようです。

勉強にはなったが、悔しい。


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人民網の靖国評論に覚醒 [平和]

前に、靖国問題について書きましたが、低気温のエクスタシーの記事にあった、中国側の論評に、脱帽しました。

 教義の問題に関連してですが、日本の神様には、招魂の対象としての善の神と、鎮魂の対象としての悪の神があるのでした。日本文化の研究も中国の方が詳しい。文学的意味を無視した国歌をいただいているのですから、研究レベルが下がるのも当然ですか。

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社民党の内情と社共共闘、神戸市長選挙 [政治・経済]


社民党の田英夫さんのメルマガの第28回 2005年10月14日号より;

分からない川崎、神戸市長選の対応

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小泉首相の虚言癖 [平和]

マガジン9条今週のツッコミより;
小泉首相曰く、「今までは総理大臣として特別に昇殿を許されていたが、総理大臣になる前は今日のような参拝だった。」
まーた、また。ガセビアですね。
靖国神社のホームページ(無断リンク禁止だそうである)によれば、「ご遺族、戦友、一般崇敬者等、どなたでも昇殿参拝ができる」とありました。
う・そ・つ・き!


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靖国神社の問題点 [平和]

カッシーニでの昼食でコメントしたことを元に、靖国神社の問題点を整理してみようと思います。

 右派の論客西尾幹二氏のブログによれば、「首相は今夏に発表した談話で「戦争によって心ならずも命を落とされた多くの方々」との表現を使ったが、自ら進んで出かけていった将兵たちの心をまったくわかっていない。」「靖国参拝は一旦緩急あるときに英霊の後を追って自分も国のために戦うという誓いのために行われるのであって、不戦の誓いのために行われるものではない。」というのが靖国神社の教義の本質であるようです。

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小泉そーりだいじんの靖国参拝2005 [平和]

 右派の論客西尾幹二氏によれば、「自ら進んで出かけていった将兵たち」を神として祀る靖国神社であるから、「靖国参拝は一旦緩急あるときに英霊の後を追って自分も国のために戦うという誓いのために行われる」べきものだそうです。まぁ信教は自由ですから、そう考える人が居ても、その人の内心を止める必要はないです。しかしその教義を、国民全体に押し付けるとすれば、それは心の暴力です。
 アッテンボローさんが言う「遺族として靖国参拝反対」は、遺族の内心の自由であって、実質的な国の代表である首相の靖国神社参拝に反対することは、心有る遺族として当然です。

 しかし、まぁ、今回の靖国参拝は、犬が散歩の途中で鳥居にションベン引っ掛けて行ったような感じで、先の大阪高裁の違憲判断を、いくぶん尊重した参り方ではありました。

(下線部追記修正:2005-10-19 07:45)


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発酵したマグマ(死票と化した郵政罠営化反対票)

雑談日記の「そうだ、マグマだよマグマ。3419万4372票の怒りのマグマがフツフツと、地中深く静かに滾り(たぎり)はじめている。」を見て、故後藤田さんの予言を思い出しました。

時事放談より;

「今年は、干支で言うと乙酉です。この年回りっていうのは、最新の注意を持って、物事取り組んで行けばね、いろいろ曲折があっても、何とか進展をすると、こういう年なんですけどね、やっぱりそうでないとね、これはその曲がりくねったままでですね、発酵のガスが、悪いガスがね、爆発する年だとそう言われているんですよ」

悪いガスでなくて良いガスを噴出させたいものです。


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憲法に軍を明記しては何故いけないか [平和]

                                         

憲法に自衛権を明記すると国民の生命が危なくなる。」(On the Beach

国軍とか自衛軍とか、勇ましい言葉が踊る昨今ですが、 自衛軍で「国」が守れるのでしょうか。まず国を守るとは、何から何を守るのか、そこを確認しなければなりません。

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